今から、このツチグリの胞子を出します〜!
この、粉々したの、もったいなくはないか?
そんな理由で始めた胞子画。
そう、これこそ、画材としてはとっても優秀なのです。
あとはこれ!
ササクレヒトヨタケは通称インクキノコとも呼ばれている。
これがホントにインクとしては優秀だ。
これを始めて、早7年。
これがツチグリインク、ササクレヒトヨタケインクを使って
描いた、胞子画です。
2018年作です。
2020年は葦からペンも作ってみた。
葦1本でもいっぱい出来ますね。
ササクレヒトヨタケインクを葦ペンで描いた
胞子画〜!
今まではそう、色もこの程度なので
濃淡で水墨画みたいな感じでやっておりました。
以前、やったこの作品を参考にして、
今度はいろんなキノコの絵の具で描いてみました〜!
LEON IN WONDERLaND
2020
因幡のくろうさぎ 2020
赤い色は何?
これが赤い色の正体です!
ヒイロタケといいます。
緋色(ひいろ)からきてるのかな?
刻んで〜
粉砕して、濾す。
結構、濃い目。
よしよし。
ペーパーも染まる。
二番煎じで。。。
絞ります。
絞ったペーパーを比較してみた。
1回目の方が色が濃い。
これなら染料にも使えそうなぐらい。。。
2回目は完全に薄いですね。
合算して、煮詰めて水分を蒸発させる。
その中の沈殿したもの。
これなら立派な赤い絵具になりそう。
赤が出来るのであれば、青も欲しいところ。
アメリカウラベニイロガワリは
水に入れると程よい青さ。
これを凝縮したら鮮やかなブルーに。。。
なると思ったら大間違い〜!
これ、先日のです。
傘開くと、虫食いだったことが判明。
これ、動画でもしあったら、卒倒する量。
まー、濃いブルーだけでもいただこう。
漉してます。
万年筆のインクみたいだといいなーとは思ってた。
漉しました。
でも青かったのはこの時だけ。
時間経つと、こんな茶色に。。。
余談ですが、ちょっと漉しただけでこの量。
実際はこの何倍もいたと思われる。
そして、黄色を期待していたこのノウタケの仲間。
この系統は水を弾く。
馴染まない。
となれば、あれを混ぜるしか手はない。
最初は黄色だったので、よしよしと思っていたら。。。
漉しました。
えー、やっぱり茶色か。。。
このホコリタケの仲間もインクのために持って帰ってきた。
ツチグリと似ている。
これも水に馴染まない。
このインクはこんな色になる。
この日はこんな感じの種類でなんとかやってみた。
きのこ絵の具の
ラインナップです。
まず、これはツチグリでラインを。
赤いのはヒイロタケで。
ホコリタケ類で。
こんな感じで出来ました〜
ガンダム : オマイの願いを3つ叶えてやろう〜
れおん : えー?朝ごはんは毎日どら焼き!
ミニストップのプリンパフェは毎日
牛太郎の焼肉を週一
こんなもんで。。。頼む!
さて、ラインをツチグリで描いてます。
出来ました!
色つけるとこうなる。
カリグラフィーのペン先はc-2でやろう。
ちょと影つけてみた。
このように〜
そしたら、今度はササクレヒトヨタケでも
やって欲しいと依頼がきたよ!
パッと浮かんだのはコレ!
れおんくんの持ってるものは何?
コレ、日本神話をパロディってみました。
ウサギとサメといえば?
因幡のしろうさぎはあまりにも有名。
でも今回はくろうさぎです。
ディスって大丈夫!
ラインはササクレヒトヨタケでーす。
で、今度はペン先をc-3にしました。
数が多くなると細くなる。
2〜5まで持っています。
インクがドロッとしているので
カリグラフィーにはちょうどいい。
れおん : オマイらの数知りたくないか?
サメ : おう、知りたい、知りたい!
コレが正しい、内容。
色つきました〜!
れおんくんの持ってるのはガマの穂だということが
ここでわかります。
でもコレがもし竹輪だったらどうなる?
サメ : オマイ、美味しそうな竹輪持ってるな!
れおん : え?コレオマイらの肉で作った竹輪だし。
サメ : お、お、覚えてろよぉ〜!(逃げていく)
とかそうなるかもしれない。
今回は、文字を入れて欲しいと言われてこのスタイルにしました。
入れないと入れないでそれは面白いと思うのですが。。。
いかがでしょう。
赤色があるといろいろ出来そうだね!
ぼく、いっつも変な役やらされそうだ。。。
ウサギと亀、
カチカチ山、
あと、神様のために火に飛び込むウサギの話もあったし。。。
おしまい。
色つき胞子画のデビューにポチッとな♪
コメント
コメント一覧 (6)
茶色でもいろんなカラーがあって素敵です
れおんくんの願い事はみんな食べ物なのね(笑)
文字入りも楽しいし、サインもいい感じです!
ほ~!確かに、蒲っぽい!
いつか鮮やかな青も加わる日が来るかも〜^^
毒舌れおんくん!笑
サメに喧嘩を売ってるように見えて来ました。
茶色ばっかりではありますが、工夫したら使えそうですね^^
ブヒブヒ大臣なら何を願うかしら〜?
お洋服もお召しになるので、たくさんありそう〜
ボーロは圏外か?
カリグラフィーもカービングもたまにやらないと全部忘れるのでやってみましたよぉ〜!
まさか、ガマの穂からかまぼこって流れになるなんて今回初めて知った新常識〜!
ちょっと標高高いところへ行けば揃いそうなのですが、この辺じゃ海抜5メートル程度なので、遠出してみようかとは思っています。
れおんは、サメにわざと言わせてるという感じですね。
見せびらかしてますし^^
多分、あっちの島に行く気なんて全くないのです。
大変失礼いたしました。
キノコの胞子画、かなりいい感じになってますね(о´∀`о)さすがです!
黄色いインク、アカヤマドリとか、キタマゴタケとか、コガネヤマドリとか、キアミアシイグチはどうでしょう?
アカヤマドリはどちらかというとオレンジかな(笑)
違う視点でのキノコ探しも、また楽しいですね!
松太郎ママさんが、チクワ説を唱えてくれたので、思いの外、話に奥行きが出来て非常に感謝しております。
いろんな色がありますよね〜
アメリカはあんなにキレイなブルーだったのに。。。期待し過ぎたのでがっかり感が否めないです〜
カワラタケが染料で在庫しているのでちょっとそれをなんとか工夫してやってみようかなー。