P2070003
白 : れおんくん !

    1月にスライド会やったの覚えてる?


れ : うん。覚えてる。




スクリーン
これね^^



スクリーンショット 2020-01-11 23.00.49
もうあれから半年〜!



P2070006
白 : ママはね、そのタイミングで、千葉菌類談話会に入会したんだよ。

    それでね、会報誌のことをその時に知って、

    1月の末に慌てて、原稿を書いたんだ。


れ : あ、そうだった!しかも欲張って、三本もね!







P2070008
白 : その千葉菌類談話会通信 No.36がついに送られてきたよ!


れ : スッゲー!












th_P6230030
千葉菌類談話会通信 No.36



千葉菌類談話会 千葉県立中央博物館の吹春先生が中心となって、

きのこの観察会などフィールドに出て勉強する会でもあり、

きのこのことの本格的な研究発表や、

独自の研究をスライド会や会報誌を通して発表できる場となっている。

もちろん、内容はきのこに関するエッセイみたいなものでも良い!

メンバーが千葉県限定でないところも面白い。

全国区であるのがまたすごい。


届いた表紙にびっくりです!

どんぐりときのこやん!








th_PC100017
th_PC100015
平成29年(2017年)のきのこワンダーランド

での吹春先生との出会いも

今となっては大きな意味があったと思う。









th_P6230037
表紙のこの写真を撮影されたのは、自然写真家の大作晃一さんです。





ムラサキ









IMG_2158
実はこれもそー!



2016年つくばのきのこ展で、え?今の俳優さん?かと思わせるほど、

甘いマスクの、めっちゃ、かっこいい人を見つけた!

実はずーっと気になっていた。

その時、庭師のようなスタイルで歩いていたのですが、

なにかすごいオーラを感じたのです。

2018年、それが当時と同じ場所でハッキリした!

自然写真家の方で、本屋さんで今まで目にしていた表紙の写真

そのものをその方が撮影されていたという話。






th_P6230036
そして、嬉しいことに、菌類談話会の会員だったということ。

なわけで、1月にご挨拶をさせていただきました。







th_P6230031
裏表紙もどんぐりキノコ!

まるで自分仕様の表紙みたいで嬉しいよ!







th_P6230039
このキノコはまだ見たことがないけど、

白いし、大きいし、あれば、見逃さないな!

th_P6230038
ちなみにこれはシラカシです。



th_PA060019
この違い〜〜〜



th_PC080039
これもシラカシね^^


話は戻ります。


会報に載せていただいた内容をお話しいたします。



いくつでもいいですよ!って言ってくれたので、

いっぱい書いちゃった!



琥珀
1つ目〜

『ハチミツトリュフ』





th_P6230033
今までのエピソードと作り方を書いてみました。





EH4CG5dUwAA1mRL
ねずおの見つけた、トリュフも?





th_PB090009
丸裸にされ?




th_PB090024
th_PB090031
スライスされて、ハチミツ注がれます。








th_PB100075 2
出来たね!

食べる標本!





th_PB130099
th_PB130126
マーブル模様は、昔、地上のきのこだった、証し。
th_PB130168
柿とクリームチーズ。







th_PA010095
ここ、つくば国立科学博物館です。

2016年。





P4220109
これは、2017年のオープンキャンパスの時に、撮影したよ!

ここの中にあるきのこの標本庫を案内してもらったことがあります。









P4220147
オープンキャンパスの時に裏側から撮影!

この建物に窓がないのは、標本庫だから。と細矢先生から説明を受けました。

ここにれおんくんのあのトリュフが眠っているのです。

以前、すっごく大きな立派なトリュフが

標本に登録されたことは書いたのですが、

きのこ標本って、剥製(そのままのカタチ)じゃないんだね。

DNAで判断するから、切り刻まれて、乾燥して、

黒いクチャクチャのカタチになっていた。

あとは、水溶液に漬けられて冷蔵庫に入ってた。






05
れおんくんのトリュフは科博のデータベースにも登録されてるよ^^



その日はいろんなことが勉強出来て、楽しかったけど、

あの、トリュフがクチャクチャになってたことがとても残念で、

それだけが心残りだった。帰り道も気持ちはどんより。


ちなみに、その日、『私、今胞子で絵を描いてるんです!』

って告ったのですが、先生にめっちゃ笑われたのです。

その時、今にびっくりさせたる!ってちょっと思ったの覚えてます。

そんな気持ちが今の胞子画の活動に繋がってることは前にも書いたと思う。

まだ、ツチグリのインクは完成していなくて、すぐに落ちてしまうので、

『その昔、間者の密書に活用されてたはず!』と言うと、

さらに、苦笑されてしまった。。。







th_PB010107
th_PB030174
th_PB030126
ところで、食べる標本を思いついたのは、まったくの偶然。

トリュフを蜂蜜に漬けるだけで、思い描いていた標本が実現出来たのだ!

魅せる標本として、食べられる標本として、半永久に楽しめる。

そんな自分の気持ちをエピソードとしてしたためてみた。









ねお
二つ目〜!

『どんぐりキノコ 10周年』







スクリーンショット 2020-01-17 22.04.38
もう説明は要らないだろう。

どんぐりからキノコを栽培する研究が10周年だった。

th_P6230034
どんぐりは、どんなどんぐりでもいいよ。









041 (2)
加熱したりするのはオススメ出来ないな。







072
053
ダメどんでも、青どんでも、虫食いでもキノコには関係ないよ。







th_P1110029
th_P1300077
th_P1310009
th_P3020018
th_P3160027
th_P3160018
th_P3210079
th_P3250050
th_P5230012
ヘンテコなキノコの作り方も発見したよ!







RIMG0181
カブトムシの糞でも出来たよ!





th_P1040006
椎茸も安定して作れるようになったよ!

などなど

この10年間のことを掻い摘んで書いてみた。






th_P9120075
このテキストに関しても、トリュフの時にお世話になった先生に

相談に乗っていただきました。






top
010 (3)
042
P9060068
PB090011
RIMG0079
RIMG0074
RIMG0021 copy copy
th_P9090039
th_PB260084
振り返ると、物凄い量の実験をしていた。

こんなどんぐりほんの一部と言っても過言ではない。

その分、失敗も多かったけど、得るものも多かった。





th_P7090019
どんぐりスターチの在庫がすでに11キロを超えてるので、

それだけのおからを全てきのこの研究に使ったと考えたらわかりやすいか?




ダウンロード (2)
ダウンロード (1)
こんな風に店頭に並べられる日は近い?








胞子
そして、最後は、『胞子画フロンティア』






スクリーンショット 2020-01-11 23.00.49
胞子画・・・今までにない発想!

フロンティア・・・第一人者としてアピール!






スクリーンショット 2020-01-17 22.04.56
この大きな画用紙に5枚描くなんて、思っていた以上に

大変だったわ〜!

まず、このいい画用紙を探すのに時間がかかった。






th_P7140014
th_P7140010
でも新宿の世界堂へ行けば、5分で解決だった^^









th_P7150069
th_P7150075
th_P7150079
th_P7150102
まずアミガサタケで染めましたから。



th_P3210048
th_P7160006
カリグラフィも銀座まで習いに行った。





th_P7160004
一発勝負よ!





th_P7270068
イラストはいろいろ考えて、ベストオブベストで!




th_P7090015
th_P4010192
翻訳は、英語圏の人に頼んだ。

なんかいろいろ大変ではあったけれど、

やっておいてよかった。





th_P6230035
こんな風に載りましたよぉ〜!






スクリーンショット 2020-01-17 22.23.26
こんな小話も絵になるね。







th_P6110027
そして、今はもう一歩、進んで、筆も自分で削って作る。






th_P6110028
ツチグリインクで、ツチグリを描く〜








th_P6120033
メガマウスが房総沖で生きたまま発見!?の翌日〜
th_P6120035
出来ました!

コピー用紙なので、シワシワになる。





スキャン 1
スキャナーで白黒モードに。








th_P6130003
翌日は、なぜか、つば九郎。





スキャン 2
やっぱ、ちょっとシワシワ〜





th_P6140001
これはキクラゲを採りに行った日。






th_P6140030
th_P5240011
th_P6140027
ホントに、マジックハンドを持っていって、採ったのです。






th_P6140015
カタツムリもいました。





th_P6140008
これがそのマジックハンド〜



th_P5230106
で、このカゴを持って行った。






th_P6140004 2
葦のペンで。






th_P6140005 2
いやー、マジでこんな感じよ。






スキャン 3

ちょとシワシワね。これも。







th_PC240044
th_PC240049
以前、千葉県立中央博物館で見せていただいた、

ダイオウグソクムシ。





th_PC240053

スキャン
こんなものまで〜!

胞子画でここまで頑張ってる人は他にいますか〜?


今後もいろいろやっていこう!








th_P6210007
さて、先週の土曜日の話です。



th_P6210006
th_P6210004
いよいよです。


th_P6210008
ありましたよ!

サマーポルチーニ。





しかし、きのこの研究に関しては、いろんな先生の助言をいただいて、

今があるのだなーと思う訳です。

全ては思いつき、閃きでやってるのですが、

その裏付けはやっぱり専門家の先生あってのことです。







P2070004
白 : 千葉菌類談話会の原稿、もう次の号のやつ受け付けてるよ!

    れおんくん、何か言いたいことない?

れ : ママは、誰もやってないどんぐりの料理をやってみたら?

    麹で発酵させるのも、同じ菌類の研究発表になるんじゃないの?

白 : じゃ、れおんくん、酸の濃度を計るやつ買わないと!

れ : そろそろぼく、買っておいた方がいいと思ったから買っとくね!


おしまい。




研究発表をこんなカタチで発表!いいね。ポチッとな♪