白 : れおんくん !
1月にスライド会やったの覚えてる?
れ : うん。覚えてる。
これね^^
もうあれから半年〜!
白 : ママはね、そのタイミングで、千葉菌類談話会に入会したんだよ。
それでね、会報誌のことをその時に知って、
1月の末に慌てて、原稿を書いたんだ。
れ : あ、そうだった!しかも欲張って、三本もね!
白 : その千葉菌類談話会通信 No.36がついに送られてきたよ!
れ : スッゲー!
千葉菌類談話会通信 No.36
千葉菌類談話会 千葉県立中央博物館の吹春先生が中心となって、
きのこの観察会などフィールドに出て勉強する会でもあり、
きのこのことの本格的な研究発表や、
独自の研究をスライド会や会報誌を通して発表できる場となっている。
もちろん、内容はきのこに関するエッセイみたいなものでも良い!
メンバーが千葉県限定でないところも面白い。
全国区であるのがまたすごい。
届いた表紙にびっくりです!
どんぐりときのこやん!
平成29年(2017年)のきのこワンダーランド
での吹春先生との出会いも
今となっては大きな意味があったと思う。
表紙のこの写真を撮影されたのは、自然写真家の大作晃一さんです。
実はこれもそー!
2016年つくばのきのこ展で、え?今の俳優さん?かと思わせるほど、
甘いマスクの、めっちゃ、かっこいい人を見つけた!
実はずーっと気になっていた。
その時、庭師のようなスタイルで歩いていたのですが、
なにかすごいオーラを感じたのです。
2018年、それが当時と同じ場所でハッキリした!
自然写真家の方で、本屋さんで今まで目にしていた表紙の写真
そのものをその方が撮影されていたという話。
そして、嬉しいことに、菌類談話会の会員だったということ。
なわけで、1月にご挨拶をさせていただきました。
裏表紙もどんぐりキノコ!
まるで自分仕様の表紙みたいで嬉しいよ!
このキノコはまだ見たことがないけど、
白いし、大きいし、あれば、見逃さないな!
ちなみにこれはシラカシです。
この違い〜〜〜
これもシラカシね^^
話は戻ります。
会報に載せていただいた内容をお話しいたします。
いくつでもいいですよ!って言ってくれたので、
いっぱい書いちゃった!
1つ目〜
『ハチミツトリュフ』
今までのエピソードと作り方を書いてみました。
ねずおの見つけた、トリュフも?
丸裸にされ?
スライスされて、ハチミツ注がれます。
出来たね!
食べる標本!
マーブル模様は、昔、地上のきのこだった、証し。
柿とクリームチーズ。
ここ、つくば国立科学博物館です。
2016年。
これは、2017年のオープンキャンパスの時に、撮影したよ!
ここの中にあるきのこの標本庫を案内してもらったことがあります。
オープンキャンパスの時に裏側から撮影!
この建物に窓がないのは、標本庫だから。と細矢先生から説明を受けました。
ここにれおんくんのあのトリュフが眠っているのです。
以前、すっごく大きな立派なトリュフが
標本に登録されたことは書いたのですが、
きのこ標本って、剥製(そのままのカタチ)じゃないんだね。
DNAで判断するから、切り刻まれて、乾燥して、
黒いクチャクチャのカタチになっていた。
あとは、水溶液に漬けられて冷蔵庫に入ってた。
れおんくんのトリュフは科博のデータベースにも登録されてるよ^^
その日はいろんなことが勉強出来て、楽しかったけど、
あの、トリュフがクチャクチャになってたことがとても残念で、
それだけが心残りだった。帰り道も気持ちはどんより。
ちなみに、その日、『私、今胞子で絵を描いてるんです!』
って告ったのですが、先生にめっちゃ笑われたのです。
その時、今にびっくりさせたる!ってちょっと思ったの覚えてます。
そんな気持ちが今の胞子画の活動に繋がってることは前にも書いたと思う。
まだ、ツチグリのインクは完成していなくて、すぐに落ちてしまうので、
『その昔、間者の密書に活用されてたはず!』と言うと、
さらに、苦笑されてしまった。。。
ところで、食べる標本を思いついたのは、まったくの偶然。
トリュフを蜂蜜に漬けるだけで、思い描いていた標本が実現出来たのだ!
魅せる標本として、食べられる標本として、半永久に楽しめる。
そんな自分の気持ちをエピソードとしてしたためてみた。
二つ目〜!
『どんぐりキノコ 10周年』
もう説明は要らないだろう。
どんぐりからキノコを栽培する研究が10周年だった。
どんぐりは、どんなどんぐりでもいいよ。
加熱したりするのはオススメ出来ないな。
ダメどんでも、青どんでも、虫食いでもキノコには関係ないよ。
ヘンテコなキノコの作り方も発見したよ!
カブトムシの糞でも出来たよ!
椎茸も安定して作れるようになったよ!
などなど
この10年間のことを掻い摘んで書いてみた。
このテキストに関しても、トリュフの時にお世話になった先生に
相談に乗っていただきました。
振り返ると、物凄い量の実験をしていた。
こんなどんぐりほんの一部と言っても過言ではない。
その分、失敗も多かったけど、得るものも多かった。
どんぐりスターチの在庫がすでに11キロを超えてるので、
それだけのおからを全てきのこの研究に使ったと考えたらわかりやすいか?
こんな風に店頭に並べられる日は近い?
そして、最後は、『胞子画フロンティア』
胞子画・・・今までにない発想!
フロンティア・・・第一人者としてアピール!
この大きな画用紙に5枚描くなんて、思っていた以上に
大変だったわ〜!
まず、このいい画用紙を探すのに時間がかかった。
でも新宿の世界堂へ行けば、5分で解決だった^^
まずアミガサタケで染めましたから。
カリグラフィも銀座まで習いに行った。
一発勝負よ!
イラストはいろいろ考えて、ベストオブベストで!
翻訳は、英語圏の人に頼んだ。
なんかいろいろ大変ではあったけれど、
やっておいてよかった。
こんな風に載りましたよぉ〜!
こんな小話も絵になるね。
そして、今はもう一歩、進んで、筆も自分で削って作る。
ツチグリインクで、ツチグリを描く〜
メガマウスが房総沖で生きたまま発見!?の翌日〜
出来ました!
コピー用紙なので、シワシワになる。
スキャナーで白黒モードに。
翌日は、なぜか、つば九郎。
やっぱ、ちょっとシワシワ〜
これはキクラゲを採りに行った日。
ホントに、マジックハンドを持っていって、採ったのです。
カタツムリもいました。
これがそのマジックハンド〜
で、このカゴを持って行った。
葦のペンで。
いやー、マジでこんな感じよ。
ちょとシワシワね。これも。
以前、千葉県立中央博物館で見せていただいた、
ダイオウグソクムシ。
こんなものまで〜!
胞子画でここまで頑張ってる人は他にいますか〜?
今後もいろいろやっていこう!
さて、先週の土曜日の話です。
いよいよです。
ありましたよ!
サマーポルチーニ。
しかし、きのこの研究に関しては、いろんな先生の助言をいただいて、
今があるのだなーと思う訳です。
全ては思いつき、閃きでやってるのですが、
その裏付けはやっぱり専門家の先生あってのことです。
白 : 千葉菌類談話会の原稿、もう次の号のやつ受け付けてるよ!
れおんくん、何か言いたいことない?
れ : ママは、誰もやってないどんぐりの料理をやってみたら?
麹で発酵させるのも、同じ菌類の研究発表になるんじゃないの?
白 : じゃ、れおんくん、酸の濃度を計るやつ買わないと!
れ : そろそろぼく、買っておいた方がいいと思ったから買っとくね!
おしまい。
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コメント
コメント一覧 (4)
ママさんの研究の内容にピッタリで、
まるで打ち合わせしたみたいですね〜。
本物は強し。
これからも頑張って下さい^^
まさかこんなカタチで親孝行ができると想像もできなかったでしょうね
すべてが巡り巡って繋がってると改めて感じます
そうなんですよ。届くまでのお楽しみでした。
来年もそうでありますように〜
パクる人が増えてるのは事実なので、
ネットでは出したくないけれど、
元祖ってことは主張しないと^皿^
いつも応援ありがとうございます〜
コレを頼んだ時は、まだ今ほど実力がなかった頃ですが、それでもマザーズネイチュアーって翻訳してくれて、感動して、嬉しかったことを覚えています。
いろんなことは辞めない限り、繋がりますね。ループ、ループ←英語よ^^