7月20日に、博物ふぇすてぃばるに参加して、

南相馬市の博物館の方とお話させていただく機会をいただき、

厚かましくも、現地のどんぐりを送っていただくという

ありがたいご縁をいただきました〜












南相馬市には

赤樫がたくさん落ちてるそうです！






その赤樫を、いつも（安定）の3本立てで

活用させていただくことにしました。


今日はその1回目、スターチ精製です。









ふわふわの羽二重餅がどんぐりで再現できたよぉ〜！









やー、うさ太郎です。

赤樫が送られてきたよぉ〜










夜に箱を開けたので、翌朝スタートしようと思って、

このままにしていた。。。








やや！

例の虫が。。。








ビニール袋を破って、外に出てた〜！








ぱっと見はわからなかったけど。。。







カーペットにも流出〜！









袋の底にワラワラと〜








そうか！

赤樫にはどんぐりの虫が入るんだね！








まーそれでも、結果オーライでした。

どんぐりスターチがきっちり3割採れました。








あらかじめ、水に沈むどんぐりを選別して送っていただいた。

念のために一度洗う意味でもう一度水に浸ける。










あ〜！

出てくる、出てくる。








干してても。。。

ニョキ、ニョキ！






今回はサイズが小さいので、

くるみペンチでやろうと思う。








これが赤樫〜！







頭のポチョンもかわいいよ。







これも赤樫。

京都府立植物園。






帽子に、高級感があります。






ベルベッティー風です。






乾きましたので、

始めます〜










殻を割ると二つに割れるタイプです。









虫食いが思いの外、多かったですが、コナラ系は仕方ない。








ゾウムシ〜

これは蛾の幼虫？







殻はとっておきます。









これがスターチとキノコに化けます。








まずはスターチ〜








不職布で濾します〜









何度もやって、洗い出します。







これを放置して、沈殿させます〜









1回目〜

上澄みを捨てます。








こっちに集めて、水を入れて攪拌。







沈殿させては、上澄みを捨てる。

新しく水を入れて、攪拌。







だんだん、水の色が薄くなる。








デンプンも、ねっとりとしてくる。








仕上げに

今度はリードクッキングペーパーで濾す。









これでいいかな？








これを乾かしていく。


ひび割れし始めました。

この時点で体重測定。








そして、茶こしで裏ごしして、

あとはひたすら冷蔵庫で乾燥。










赤樫からこれだけのどんぐりスターチが〜









鍋に10ｇのどんぐりスターチ。










100㏄の水。








溶かします。









混ぜながら加熱。








不透明な
乳白色から透明感に変わったら、終了〜







素早く、型抜きに流し込む。









まだ、ちょっと温かいのですが、

濡れた手で取り出します。

プルンプルンです。







きな粉と黒蜜を〜








まだ温かいうちに食べるのがいいと思った。

なんと、ふわふわの羽二重餅のようだった。

とっても美味しい、どんぐり餅の完成〜









この比率で作るのがいいと思う。


今日はここまで〜





どんぐりスターチで、ぜひ、このお餅を作って食べてくださいね〜


おしまい。




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