本来なら、9月、10月にやることを。。。
あえて、5月、6月にかけてやりました。
なのでちょっと無理がありましたが、
結果、新しい発見もありました。
久しぶりにこの糖度計を使います〜
7月20日、21日に行われる、
博物ふぇすてぃばるに参加するのですが。。。
思いの外、進まない。。。
予定の半分もいってない。。。
5月に集めたどんぐりでキノコ栽培をやってます。
カビたら嫌だなー、
最大限、注意してやろう!
今回、失敗は許されないぞ!
気を引き締めてスタート。
ありがたいことに、それに応えてくれている。
冬なら、部屋にほったらかしなのですが、
今回はすごく気を使っている。
今現在、ここまできました。
下から、上から、菌糸が日毎広がっています。
もう上はラップの下までびっしりです。
下はプラスチックのカップの底も広がってきています。
あと1ヶ月と少し。
もし当日キノコが発生しなくとも、
菌床としては成功しているので、発表には間に合いそうだ!
こっちは冬にやって春に出るはずの椎茸!
全体は白くなった。
ここまできたら、ほぼ成功!
椎茸の菌床もあと少し!
間に合うか?
ストローに紐を巻きました。
何をやる?
ゴロゴロすると、
模様が出来ます。
もうこれでいいことにするわ。
縄文土器風のディスプレイ完了!
当日、これにはどんぐりは入れないで、
アク抜きのシーンをやりますよ!
マテバシイからはたくさんスターチが。。。
シラカシからは同じ100個でもたったこれだけ。。。
みたいな感じ出してみようかな?
大きいボトルにはこれで500グラム入っています。
どんぐり餅なら、5キロのお餅が出来る計算。
これのラベルもまだやってねー!
小さいボトルはいろんな種類のどんぐりスターチ。
色が違うのはそこ。
さて、今回の新しい発見!
これはどんぐりの甘麹。
甘いので氷水で薄めてみました。
どんぐりカフェのドリンクです。
味はきな粉蜂蜜ジュースでした。
これを今週やっていました。
シーズン中なら、拾ったどんぐりだいたいイケてるのですが、
なんせオフシーズンに拾ったどんぐりだ。。。
ほとんどがダメどん。
まず、こんなプリプリなどんぐりは望めない。
甘麹を作る時も塩麹を作る時も
手順は同じ。
軽く茹でると、薄皮が剥がれてきます。
一度茹でこぼして、薄皮を剥がす。
改めて煮ます。
そこからフードプロセッサーで粉砕して、
裏ごしする。
で、こんな風に使われる。
お馴染みどんぐりモンブラン!
今回は、ダメどんの中から、ましなやつを探し、
とりあえず茹でた。
そしてゆで汁ごと冷凍した。
先日、それを解凍したら。。。
すごいすごい、指で潰れるのです!
え!?
もう一つあった方もやってみた!
すげーや!もう、これは
世紀の大発見!
今までの苦労はなんやったんや!?
ママー、思い出してごらんよ!
梅シロップも梅を一回冷凍することで
早く出来ちゃう!
これで翌日だもん。
ヤマモモだって、一回冷凍したら、
果汁の量がアップしたね。
種を取りやすかったね。
柚子ジャムも一回冷凍するよ!
すると早く煮ることが出来たね!
トマトだって、カボチャだって、そう。
そのまま冷凍庫に入れたら組織が壊れて、
潰れやすくなるよ!
(香住にて ここに行くには豊岡を通過〜)
それに気が付いたのは
遡ること約50年前。。。
祖母と豊岡に行ったことがある。
その時、冷凍みかんを買ってもらった経験から学んだよ!
冷凍みかんの外の皮って、溶けてて、ちゃんと剥けないよね。
全然キレイに剥けない。イライラする。
当時、それがずーっと疑問だった。
そう、冷凍すると、細胞壁が壊れるのか?
組織が破壊されるのか?
そして、崩したいものはそこの概念を逆に活用すればいいなと思った。
。。。そして、今、どんぐりも同じだった。
縄文人は知っていたのか?知っていたに違いない。
潰すのに楽なんだもの!
縄文時代。。。
フードプロセッサーとかないしな!
さて、潰れたどんぐりをさらに裏ごしします〜
こんな感じで。
これにクリームを入れたらモンブランの素。
忙しくて、一度冷蔵庫に入れていた。
まだ冷たい。
したがって、熱湯を注いでスタート。
きっと温度も無難な60℃台と予測。
よしよし。
みやこ麹です。
これ、60℃〜70℃が一番活性が良い。
70℃を超えてしまうと、ダメになってしまう。
この温度まさに適正!
さー、これをヨーグルトメーカーに入れます。
ここで麹モードに設定。
65度前後で6時間キープしてくれます。
スタートは糖度計7%。
甘みは感じられない。
1時間後です。
18%になってきた。
6時間で、20%まできました。
もう1サイクルやりました。
こんな感じです。
約、22%の糖度になりました。
今回はどんぐり率が低かったので22%と言う数字は
高く評価してもいいと思った。
どんぐりが濃ければ、30%は超えてるはず。
これを裏ごしするのがめんどくさいので、
ブレンダーでピューレ状にする。
はい。これがどんぐりの甘麹です。
このままでは甘すぎるので、
氷水で薄めます。
どんぐりの甘麹。
追加!
牛乳で割ってみた!
どんぐりオーレだね!
この糖度計もふぇすてぃばるに持って行こうね。
おしまい。
さー、残り1ヶ月、頑張ろうね!ポチッとな♪
コメント
コメント一覧 (8)
もう、ほんと、プロですね
内容がすごすぎてコメントが思いつきません!
新発見!そうそう、思えば、大根やニンジンも切ってから冷凍すると
2日くらい経ったような豚汁とかもつ煮ができますね
あれと一緒か~!
かっこいいですね〜^^
なるほど!
そういえば私も子供の頃に
給食かな?トウモロコシを食べたら
トロトロにつぶれた食感で
なんだろう?!と思ったことが。
冷凍みかんもクチャッ!としてむきにくかったなぁ。
〜〜これで作業がはかどりそうですね^^
縄文柄はあまりタイプではないのですが、
ディスプレイでそれっぽくするには
この手しか思いつかなかった〜
えー!そうなの!それ早速引用しなくちゃ!
ありがとうね!ご夫人!
糖度計から目がはみ出てるぐらい
うさぎの目は大きいですね!
え〜!トウモロコシもそうなのかな!
きっとそうだ!
ポタージュするのなら、これからはそれを活用しよう!
ありがとうございます〜
解凍して出したと思うので
確かコーンの外側の黄色いところ(皮みたいな)は
ビニールみたいでした。
丁寧に裏ごしした方がいいかもです^^
トウモロコシは茹でたてが美味しいのに、
それを冷凍して、解凍して。。。
茹でたてをブレンダーにほりこむ!これですね。
裏ごしは親指がマメになりそう〜!
(どんぐりの裏ごしで散々経験済み〜)
縄文時代の人もきっと、どのどんぐりが効率的かを試行錯誤してたんでしょうね。まさに、れおんさんのお宅は研究所ですね!
昨日、キノコ探しに歩いてたら、テングタケが発生してました。もちろん、ポルチーニも発生してました。4個ゲットできました。
れおんさんのお住まいの地域も、きっとポルチーニ発生してますね!
どんぐり=稲 って思えば、米から出来てるものは
全て再現できると思いました。
どんぐりなら揉めないのに、
稲になってからは貧富の差が生まれたり。。。
その頃から時代が変わったんでしょうね。。。
日曜日、テングタケは出ていましたがポルチーニは
まだでしたよ。今日ぐらいに出てくると思います〜