RIMG0114
この3個のなんかわからない塊が

その先のぼくの兎生を変えた。


2013年11月の出来事です。







RIMG0019
その時、これが全くなんだかわからなかったけれど、

触ってみたら、少しふわふわしていました。






RIMG0008
ちょっとナメクジの這った跡もありました。

狭いエリアに3箇所見つけました。






RIMG0010 copy
掘ってみました。


まだこの時はこれがトリュフだなんてわかりもしませんでした。

だって、そもそもトリュフって知らない。

世界三大珍味ということ(名前)ぐらいは知ってるけど。。。







RIMG0117


家に持ち帰り、色々調べた結果、

えー、まさかな、でもトリュフなんじゃないか?

ということがにわかにわかってきた。








RIMG0006 (1)
RIMG0007 (1)
初トリュフの体重測定。

合わせて100gほどでした。







RIMG0134
水で洗いました。歯ブラシでゴシゴシしました。





RIMG0138
洗いたてはこんな感じ。

キラキラしています。

黒いダイヤモンドって言われるだけあるね。





RIMG0005

乾くとこんなゴツゴツとしたカンジです。

網目模様です。





RIMG0002 (1)
切るとマーブル模様でした。

もうこれは疑う余地もないね^^





RIMG0081
トリュフといえば、薄く切るもの?

ピーラーでやってみました。

不思議と、毒があるとか、食用とか、そうでないとか

あまり考えもしなかった。

味はね、そんな感動するほどの味でもなかった。

そんな騒ぐほどの香りでもなかった。

そして、その翌月12月にも行ったけれど、

その付近には他になかった。

よし、来年はもう少し早く行ってみよう!









PB040087
翌年、11月初旬に行ってみた。

初めて見つけた場所にはなかったけれど、

違う場所で嘘みたいにたくさん見つけた。







PB030051
つい、じゃんじゃん採ってしまった。







PB030062
そのうち、観察しているとだんだんと色々とわかってきた。

コナラの根っこの付近が多いだとか、

坂の中腹っぽいところに分布してるだとか、

触って、白っぽかったり、フワフワしたり、

ジュクジュクしたのは

虫食いだったり、腐ってダメだとか。






th_PB130002
水に入れたら浮くね。

これは切ったら、大抵ダメっぽい。

沈むトリュフがいいトリュフだ。







PB030102

とにかく、トリュフに興味があるって方に送ってみた。






PB110042
PB110040
お返しに、こんなステキな、

業務用トリュフ専用スライサーもいただいた!






PB110045
PB110050
PB110046
シャッツ、シャッツ、シャッツ。。。
PB110051
PB110055
なんて美しい。










PC110047
トリュフは完熟するに順って、

黒くなるということがわかってきた。


例えば、9月ごろのはどれを切っても白っぽい。

11月ごろに収穫したのは黒っぽい。






PC110051
PC110032
PC110036
このマーブル模様、後々わかるのですが、

この模様こそが、地下で進化した菌類の特徴であり、

地下で圧縮された本来地上に出ればヒダになる部分の名残だという。

運が良ければ、軸になるはずの部分もわかったりもする。








PA150032
これは白いトリュフじゃないよ^^

だんだんと探すチカラがついてきちゃって。。。

以前なら、顔を出している11月が解禁にしていたのに、

なんとそれより2ヶ月も早い

9月にも見つけることができるようになっていた。







th_PB010064
th_PB010067
これはわかりやすい方。







th_PA090101
th_PA090100
th_PA090096
遠くから、こんなの見つけたら、

もう、それは絶対トリュフ。









PA260066
PB080055

PC110028
月を追うごとに、色が黒くなってくることがわかりますか?








PB080039
もし、これが地上できのことし発生していたら、

どこが軸になる部分だったんだろ〜?

なんて想像するのも楽しいよ。








PB200050
トリュフ探し、これまた新しい発見もあった。

毎年豊作の場所が変わるのです。

最初はA地点、B地点、C地点ぐらいだったのに、

行くたびに、それに付随してエリアが増えてくる。

A’、B、’C ’・・・  そして、別のスポット、Dや Eが出現。

そんな訳で毎回、全部を回って回収すると

どこかで必ず回収できるという仕組み。




トリュフ3年
例えば、去年は、3年前に豊作だったところが

その次も、その次も出てなかったのに、

復活していた。





th_P9250008
洗うと、キラキラ。
th_P9250020
なんとも言えない、この凸凹具合。
th_P9250018
となると次の課題です。

これ栽培の研究に必要としているところはないだろうか?

いろんな機関に相談してみた。






PB040067
素人相手に、

『それは、ちゃんとしたものですか?

ゲノムレベルで調べたものですか?』とか、

難しいこと言われたりもした。








PB040061
そんな中、国立科学博物館の先生が

よかったら、調べてあげますよ!と言ってくれた。

さらに、ママの研究が面白いね!と言ってくれた!








PB040055 copy
ただ、方々、依頼先を探しているうちに、

トリュフの状態がだんだん悪くなってきた。

せっかくなら、フレッシュなやつをみてもらいたかった。






PB230002
なので、来年もいいのが見つかったら、

ぜひ、もう一度連絡させてください!

とお願いした。









PB150158
その選択肢が意外によかった。

焦らないで、1年待った意味があった。

今までの最高は120g超もあったけれど、

その翌年、めっちゃ大きな、記録的なトリュフが見つかった!


というか、見つける自信もあった。





PB150163
さ!今年こそ、このトリュフを調べてもらえるチャンス到来か?








PB160009
うーん。このトリュフは見事だ。。。






PB160013
ププ。先生はどんなカタチでもいいですよ。

と言ってくれたので、

。。。カタチの悪い方を送っちゃいました。。。








PB160036
この日、大きいのが2個同時に見つかった。

左は記念にどうしても欲しかった。。。

右を送ることにしたよ^^








PB300024
で、これは今、自宅の冷凍庫に入ってるよ^^

キレイにしてから現場に持って行って、

いつもの場所で撮影したりした。





PB160029
PB160031
こんなキレイなトリュフは切るのも勿体無いね^^









P5090015
しばらくして、連絡がありました。

なんと!

あのトリュフを標本にしたいので、

場所と日付を教えてくださいね!と〜








th_PA010095
標本にするのなら、

キレイな方を送った方がよかったのか?

キレイなトリュフを送りなおしたい!と申し出たのですが、

『大丈夫、どうせ、切ったり、カタチはバラバラにするから』

とおっしゃってくれた^^








P4220109
今、あのトリュフはこの植物研究部の標本庫に眠っています。









P4220147
ここがつくばにある、標本庫です。

オープンラボの時に裏に回って撮影して来たよ!

窓がないでしょ^^

窓は必要がないからなんだって^^






48

今、そのトリュフはデータベースとなって、

ここに登録されています。


26
クリックしたら、
13
こんなページになり

37
呼び出しをかければ。。。
19

31
57
05
いつでも見ることが出来るようになりました。

話はここで終わるかと思いきや!








続くんです。


終わらないんです。







th_PB010079
今度は、トリュフ専門にされている別の先生から

ご連絡をいただき。。。





th_PB070003
希望されていた、完熟トリュフをお送りしました。

だけども。。。送ったトリュフが?








th_PC160014
ん?なんか見覚えあるカタチ@0@!
th_PC220010
th_PC220012
トリュフって全部顔が違うから、

わかるんです。

自分の見つけたトリュフかどうかが。





th_PC160019
えー、嘘ー?

目を疑うほどのびっくり度!

結果、自分の連載のコーナーで再び、偶然出逢うことになる!









PB040072
これは新聞が送られてくるまでお互い知り得なかった

驚くほどの出来事でした。

トリュフの世界はそれほど広くないということでしょうか?

そのトリュフを送った翌日、ぼくは月に行っちゃったし。。。

知らない間にいろんなことが繋がってたんだね。






_________________________________


P6190016
2016年6月、ポルチーニに行ったんだけど、

全然見つけられなくて、つまんないし、

ちょっと先にある、松エリアへ行き、

松の根元をちょっと掘ってみた。

こんなところ掘ったって、なんも出ないよな。。。

とか思ってたんだけれど、

一発で何か見つけてしまった。





P6190029
黄色い土から、コロッとなんか出てきた。

なんとなく、掘ったところから白い塊が転がってきた。

(奥の二つはそのあと、落ち葉の下をなんとなく掘ったら、

2個出てきた。)





P6190096
洗ってみた。

切ってもどうせ大したもん出ないわ。。。

なーんて思ってた。

全く、なんも期待してなかった。







P6190097
ところがどうだろう!

マーブル模様はあるし、香りは高いし!

最高の白いトリュフを冬でなく、むしろ夏間近に見つけてしまった!

この白いトリュフも図鑑には

載ってないトリュフということでした。。。



また4月にその先生の論文にも協力者として

名前を載せていただきました。

それ目標でやってきただけあって、夢が叶いました。








P5310050
th_P4140007
P6120138
P6200066
P7030002
th_P6240152
以前から撮りためてはいました。

ただ、地味な感じがして、特にチカラを入れていませんでした。

地下で進化したきのこは

何もあのトリュフだけではないのです。

探せばもっとあるんですよ。





P6200026
それを『地下生菌』って言います。







th_P4020252
アメリカのマルシェでもトリュフがありました。





th_P4020283
見せてもらったけど、お値段は小さいので1個1万円ぐらいだったよ。

世界中で高級きのことして取り扱われているね。



そこで、2013年に見つけた時のエピソードから

地下生菌という地球の歴史を圧縮したマーブル模様についてを

胞子で描いてみました。








th_P7090011
トリュフ

世界中で高級きのことして流通しています。

トリュフとは地下で進化した菌類です。

その進化の過程は断面図のマーブル模様からも知ることが出来ます。

最初に見つけた時は、たまたまどんぐりを拾っている時でした。

ナメクジの歩いた跡があり、少しフワフワしていました。

土から取り出し、切ってみるまで何だかわかりませんでした。





th_P7270067
これはプランで。。。

どうなったかというと?







th_P7290008
th_P8170012
こうなりました。




th_P8170013
マーブル模様は地下で進化したきのこの証。
PA200092
これがモデルのトリュフ。






th_P8170016
へー、これが高級なのか。。。

うさぎにはわからないな。







th_P8170015
わーい!

見つけた、見つけた!

大きいやつ〜






PB030095
PB030104 copy
でもどんぐりを拾ってなかったら

見つけられなかったね!











PA160220
いや、ですからね、

あれで探すんですよ。

うさぎ的にはね。


ほら、あれですよ。




PA160221
そう、ウサギダウジング。






PA160098
れ : おまいらもやってみ!?

赤、白 : え〜〜〜







PA160195
あたあた。
PA160115
うさぎはダウジングで探すんだよ。







th_P8170014
これね。



th_PA100014
まー、ざっとこんなもんよ。









th_P8170011
そんな5年間のエピソードがぎっしり詰まった1枚です。








PB290091
あの日、どんぐりを拾いに行って、

ホントよかったと思ってる。


おしまい。



うさぎダウジングにポチッとな♪






1534034674
9月29日〜10月8日 筑波実験植物園へ行こう!