白 : よかった。れおんくん動いてる。
れ : 動くよ。ウサギだもん。
白 : れおんくん、ちょっと食べすぎじゃない?
そんなに一気に食べても大丈夫なの?
藁だからまー、いっか。
先代、ぴーです。
今では考えられない話ですが、
ぴーはたったの230グラムぐらいでお家へ来ました。
当時、ペットショップは離乳していないウサギでも
小さくて、可愛いいとすぐに売れるので、どんどん放出していた。
まー、あっと言うまに大きくなる。
シュッとしたぴー。
この頃には2.7キロだった。
食べなくなってからは、近所の毎日病院で点滴をしてもらってた。
ご覧の通り、ブヨブヨです。
胃腸はもう動いてなかったんだろう。
この数日後、月に帰りました。
それがれおんの生まれるちょうど1ヶ月前の
8月15日。
前日、お風呂に入れて、ベランダで乾かしてあげていたら、
毛がどんどん抜けて、風で空高く舞い上がって。。。
『お願い、魂だけは持って行かないで!』と心で叫んだ。
あの頃はインターネットの時代じゃなくて、
情報も本ぐらいしかなくて、
近くの病院へ行っても、7歳のウサギはまだみたことがない。
と言われるほど、ウサギのことをわかる先生もいなかった。
いても、どこの病院がいいのかそれも調べることすら出来なかった。
それから12年。
ウサギの寿命は確実に伸びたんじゃないかと思う。
れおんくん、6歳で突然、斜傾という病気になりました。
立てないんです。
なんかね、もうダメだと思った。
当時、ウサギの寿命は5〜10年と言われていました。
クルクル回ってしまうぅ〜
でもね、食べる気力がすごかった。
どんな角度であろうと、自力で食べてた。
結果、それが自分の命を救ったんだと思う。
エンセファリトゾーンの検査もしたけれど、
数値は全くのグレーゾーン。
数ヶ月、薬を続けたけれど、見込みがないと勝手に判断して
やめて、自分でリハビリに切り替えた。
1年後、走れるようにまで回復したよ。
7歳。
2度目の危機。
最期の夜になるんじゃないかと思って、
この日は一緒に寝ることにした。
早朝から起こしてくる。
ママ!ぼく、行ってくるよ!
睾丸の片方だけが異常に大きくなってしまった。
その時の先生は手術一択だと言うので、
8歳。。。高齢だし、全身麻酔だし。。。
一応覚悟した。
左右の大きさが全然違うね。
切って、取って、縫うわけでもなく、
自然治癒。
これが1円玉みたいに、薄くなり、
冬過ぎた頃にはもう、わからなくなって行ったよ。
_________________________________
あれ?通れないや。
れおんくんが、手をパーにしないで、
グーでしか走れなくなってきた時があった。
その時、出会った病院が今の病院。
このエリマキトカゲみたいなのを作ってくれたよ。
ウサギの骨格とかも説明してくれて、
薬の付け方とかのコツを教えてもらいました。
すごく丁寧でした。
説明も納得のいくまでしてくれます。
これで一旦、改善したんだけれど、
手のひらは、
またダメになってしまった。。。
クセだから諦めよう。
ってことにした。
舐め過ぎて、昔は手は全部毛だったけど、
今はピンク色です。
次は、目やにが酷くて。。。
ちゃんと治療してもらって、よくなったよ^^
ところが、これ、定期的になる。
どうも毎年夏に悪くなるみたい。
おしぼりをレンジでチンして、
温めて、目やにを柔らかくしてみたり。。。
目やにを溶かす消毒液ももらったけど、
追いつかなくて、結局今年の夏もまた病院に行きました。
うさぎは瞬きをほとんどしません。
なぜか?
瞬きなんてしてたら、ライオンがきた時、その瞬間に食べられちゃいます。
そんな訳で、目を潤す液体はねっとりとしています。
それが多く出ると固まって、収拾つかなくなります。
また、体重が増えない時に薦めてもらったのが
このグルテンフリー。
今に思えば、この頃から腎臓がだんだん悪くなってたのかな?
体重が急に軽くなったんだよね。
血液検査をしとけばよかったな。
これはママが昔作ったぼくの体重の記録だ。
ぼくは産んでくれたママのおっぱいをたくさん飲んで、
離乳するまでお迎えはしない方針のお店だったので、
今のママのお家に来た時は530グラムになってた。
ラッキーハートの店長さん、バイバイ!
ちいちゃいから、こんなバケツにも入ります。
こんなに広い所に住まわせてもらった。
さらにベランダには24時間いつでも出られるようにしてもらってた。
ぼく、つかまり立ちで歩けたんだよ。
広いお家で好き放題してた。
ベランダでは畑を荒らして、よく怒られたな。
今では、角が2本もあって、
心臓が悪くて、腎臓も悪くなったおじいちゃん。
さっきの表で3ヶ月足らずで800グラムになってたけれど、
そのあと1.2キロを超えて、大きくなったよ。
だが、今現在、その800グラムも怪しい状態。
そう、ぼくは本当に今、ギリギリの体重なんだ。
さて、その機能してない腎臓の対策です。
人間の人工透析に代わる治療方法です。
これがその透析がわりの輸液。
これを少しカラダの皮膚に入れて、
徐々に浸透して血液に入って効果を出してくれます。
まさか、自宅でこんなウサギの医療行為をするとは
夢夢思ってもいなかった。
でもやるしかないのだ。
これしか方法がないのです。
静脈点滴は即効性があるけれど、
入院しなくちゃいけないデメリットがある。
先生!こんな選択肢を残してくれて、ありがとう。
心臓の検査もちゃんと分析してくれて、
適切な処置をしてくださってることにも毎日感謝しています。
今、心臓の薬はれおんくんのカラダを楽にしてくれています。
これで腎臓の働きが楽になれば、言うことなしです。
白 : ママが下手くそでごめんねって言ってたけど?
れ : そーなんだよ。針貫通しちゃうしね。。。
先生は上手!上手!って褒めてたけどね。。。
それからさ、あの輸液ってのも、二回も無駄にしちゃったしね。。。
今度の日曜日にまた血液検査して、
この治療に効果がみられたら、続行。
数値が変わらなかったら、
ストップということになっています。
(手の施しようがない。という意味)
余生幾ばくか、、、の状態で、
出来るだけのことはしたいと思うのは
どの飼い主も同じだと思います。
ぬか喜びでしょうか?
食欲が戻って、体重が増えています。
がしかし、腎臓の病気は急変することが多いので、
まだ予断を許さない状態であることは変わりません。
ウサギのターミナルケア。
とにかく今は、苦痛を取り除くことが主です。
おしまい。
いーや!ぼく、お誕生日までは頑張るよ!ポチッとな♪
コメント
コメント一覧 (10)
点滴だってまさか自宅でやるなんて!
でもやる気と愛情があればなんだってやれるんだと思いました
れおんくんもその気持ちが伝わってくるんだね
とても親身になってくれるすばらしい病院に出会いましたね!
日曜の血液検査、お気をつけていってらっしゃいませ
おいらもれおんくんのために近所の神社にお参りしてくるよ。
ぴーの時にはこんなケアはなかったと思うんだよねー。
点滴はね、いろんな人に話したら、割とやってたので
そっちにびっくり。(犬飼ってた人ね)
ただ、うさぎと違って、大きいから貫通することはなかったって^皿^
今、●のサイズが決して大きくはないけれど、安定してきました。
おしっこも出てると思う。(臭いから^^)
え@0@!
ニャンコも糖尿病になるの?
タイツさんが、そのインスリン注射するんですね。。。
慣れるまで怖かったでしょうね。。。
歯も。。。そうなんですね。。。
ニャンコちゃんも、タイツさんのお家にきて
よかったと思ってると思ってます!
お互い頑張りましょうね〜
神社とか行かないとね。私も。。。
朝起きて、注射して、仕事行って、
戻ってきて、注射して、寝て、
また起きて、注射して。。。これの繰り返しで
神頼みはうなおのみ。
ケジボンさん!本当にありがとう!
しろんも腎臓が機能しなくなって、輸液をしに毎日、通院していました。(しろんはその状態で6ヶ月頑張りました)
ママさん、毎日ケアは大変ですが頑張ってください!
しろんちゃんは、あのお姫様系のうさぎちゃんですね。
それに気がついたのは、やっぱり食べなかったり、
血液検査でわかったのかなー。
がしかし、半年間も頑張れたのですね!
そなちねさんは、ちょっと大変だったね^^
(単価を知ってるだけに。。。)
ちょうど、その時待合室にいた、うさぎちゃんは、
朝晩二回皮下点滴に来てるって言ってた。
うちは、距離的にそれは無理だなーと思ったら、
先生がお家でも出来るんです。やれます。と言ってくれたので、
いろんな意味で助かりました^皿^
今日も失敗して、針が抜けて飛びました。。。
しろんは元々、胃腸トラブルが多かったのですが、薬で回復していたんです。でもその時はどうもいつもと違ってなかなか、よくならなくて。
血液検査をしたら、腎臓のほうの値がすごく悪くて。その時寿命宣告もされました。(^^;
うちも自宅で輸液できるとは言われたのですが、一度トライして挫折。通うことにしました。
亡くなる1月くらい前からは一日2回目とか通いました。
その時、実家の父も入院してもう大変でしたよ〜
今回、私もうさぎの下痢を初めて体験しました。
食べなかったのは、胃腸も弱っていたんだと思います。
うちもあと少し遅かったら、完全に手遅れだと言われましたよぉ〜
そなちねさんは、しろんちゃんの時は通われたのですね。
大変だったですねぇ。。。
しかも一日二回って、自宅でもそれに追われるって感じなのに。。。
私も超ヘタクソで、毛だらけでわからないけれど、
首元穴だらけになってると思われ。。。