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始まりは、この1冊のテキストからだった。







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それは去年の12月のこと。






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抽選で当たったんだなー。

国立科学博物館の、地衣類の入門編の講座のね。

これはその準備で揃えた、テキストと、ルーペ。










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行くよ!

上野、国立科学博物館、クジラ前に!









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科博の、植物研究部の中で、

地衣類の部門といえば、もう大村先生です。

無理して物理選択してたから、

地衣類なんて学校でやらなかったし、

知識もなかった。

初心者だし、超、頑張って、講座を聞きます。








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ほとんどの人がスマホで対応してるってのに。。。

ママはスマホを持ってないので、ルーペとデジカメで。。。

ちょっと恥ずかしかった。











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水辺の岩でも地衣類を探索。

そんな時、ママの正体がバレた。







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ツイッターで

#地衣類Goにちょいちょい投稿しているのが

ルーペでバレた。








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まー、それはともかく、

その時に、ロウソクゴケでロウソクが、

キレイに染められるということを

テキストにも書かれていたけれど、

大村先生に直接教えていただいた。








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がしかし、当時、近所でロウソクゴケがあるだなんて、

まだリサーチ出来てなかった頃で、








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取り急ぎ、家の敷地内の

コウロコダイダイゴケでトライすることにした。









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うわ!いい感じ。







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出来ましたよ。

その上野の帰り道に道具揃えて、

翌日作ったんですよ。







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もう少し、オシャレなのが作りたかった。

ロウソクだし、削れば、いいんでね?

と安易な考えで、カービングナイフで削るけど、

これ、全然硬くて、無理だった。

石鹸とは違うな。。。

無謀だった。。。

でも、この失敗がよかったのです。


むしろ、失敗したことがのちに繋がるのです。







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なので、もう一度、溶かして、

今度はクッキングシートーにテキトーに流してみる。








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小さい順に、つまようじにクルっとしてみた。






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あ、これは、いけるかもしれない?








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出来ましたね。

薔薇のカタチした地衣類で染めたロウソク。










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クリスマス、キャンドルナイト。

こんな、なんとなーく、やったことが

ちょっと運命変えることになる。









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うーん。

ロウソク染めたんだし、

これ他に出来ないか?

と、とうぜんなるわけです。









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ロウソクを染めた経験は、

なぜか、こっちへ繋がって行くのです。

ぐり染の応用です。

このテキストの柄は大村先生がデザインして作ったものです。

このテキストの柄を初めてみた時から、

ステキだな。と思っていました。

いずれはこんなのをろうけつ染めで

やってみたいなーと思っていました。






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うーん。

ハンノールとか、人工的な色じゃ、つまらんね。









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かといって、ぐり染ってのも、繋がらないしな。。。










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そうだ!ウメノキゴケを探そう!







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うーん。どこにあるんだ?

その頃、まだウメノキゴケを探せずにいた。









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おーい、ウメノキゴケやーい!






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ふふ。ボク、見つけたもんね!







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やったね!

見つけた時は、きのこ以上に嬉しかった。










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しかもこんな切れ込み鮮やかな

プリーツというか、レースというか!

そんな地衣類を見つけて、飛び上がる思いだった。

そして、実際、ジャンプして喜んだ!


そんなエピソードはのちのライケン34〜35ページに載ることになる。










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フォッフォッフォッ

帰り道に、早速、アンモニア水と、オキシドールを購入。

それを使えば、色が出せるということはなんとなく知っていた。








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ところがね、これ、ウメノキゴケじゃないことが判明。

マツゲゴケだった。

がーん。






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まつ毛ついてますやん。。。





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気にすることないよ!

だって、マツゲゴケは、ウメノキゴケ科じゃないか!






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これ刻んで、やってみよう!





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うわー!

ブクブク膨らんできた〜





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色が出た。








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最初は手始めにこんなのをやってみた。

色は茶系だった。

縫って、巾着にするつもりで、こんな風にした。





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ところが、ここで大きなハプニング。

濯いで、絞った時に破れてしまった。。。

早く、仕上げたかった。ゴシゴシしてしまった。

急いては事を仕損ずる







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うわ。これ致命的だわ。








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なんか、こんな小さいサイズになってしまう。。。






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ちょうど、テキストとルーペが入るサイズです。

だったら、次の作戦だ!

尚、この時、破れなかったら、次はなかったと思います。

むしろ、破れて正解だったのです!

その日に、たまたま、暖簾仕様に縫ってあったのがあった。








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即、これをやってみた。









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デザインは昔ぐり染をやった時のをそのまま引用。









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で、地衣類は、欲張って、色々描いてみた。









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準備おっけい!




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がしかし、これがまさか、かの、ライケンに載るだなんて、

その時は知る由もなかった。







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今に思えば、

もうちょっと丁寧にやっておけばよかったね。









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またこの作品はゆくゆくは

大村先生の研究室に寄贈することとなった、

この暖簾、

この染め方はのちに『ぴかちい染』と命名。


ポケモンGo!のブームにあやかり、

地衣類Go!という、知的なコミュニティにも

積極的に参加していた。

今は、『みんなでやろう!地衣類Go』にも発展しているよ。







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ぴかちいの由来ですが、

自分で見つけた、地衣類をテキストを使って特定し、

#地衣類Go に地衣類の画像を投稿するのですが、

先生が気づいてくれて、一致していたら、

『ピカチイ!』とお返事がもらえます。









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ステキな地衣類見つけましたね!という感じで、

いわば、地衣類Go!仲間合言葉です。

そこから、いただきました。








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そのぴかちい染の完成品。









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右側がどんぐり染、ぐり染だよ。

地衣類のぴかちい染の方が、ゴージャス!








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ウメノキゴケ
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コウロコダイダイゴケ
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コフキメダルチイ
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トゲハクテンゴケ

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今度は4種類でトライしてみたよ!







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こんな感じになりました。







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色分けをしていく。
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乾かして、媒染して、重ね塗りして、また乾かして。。。






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そして、脱ろうして、いよいよ仕上げに入ります。






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糸も地衣染します。
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鎖編みにして、
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あとは結びます。
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できました!
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ほぼほぼ、テキスト通りに仕上がりました。








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そんなころ。。。

なぜか、日本農業新聞で

いつも掲載していただいている同じページに?


大村先生の『地衣類』のお話とコラボする。






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嘘やん?って思うけど、

ホントの話。

ホント奇跡に近いと思う。

これはこの時、今年一番のニュースだと思ってた。

この時までは。








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さて、我らは、つくばへ行ったのだ!







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レンタサイクル借りました。



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ロケット広場を通過したよぉ〜








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参りました!

科博オープンラボ!

ここは、国立科学博物館 筑波実験植物園。










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窓がないのは、ここが標本室だったりするから。







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だが、こここそが、植物研究部だったりする。

あのトリュフもここで管理していただいている。






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そこで、大村先生のコーナーで、

このタペストリーを展示していただいた。







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で、記念撮影^^

そして、この日、この暖簾は先生の研究室へ〜



そして、先日お届け物がありました〜









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国立科学博物館さんからだ〜








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え?

これはすごいことかも?








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このマークはホンモノだ!









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ライケン LICHEN vol.19  No.3

国立科学博物館の、地衣類研究会の会報です。










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10部も入ってたぁ〜

地衣類の最近の報告がびっしり書かれていました。

そして、ページをめくるとぉ〜







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すげー!@0@!

今のエピソードが全て盛り込まれた、

内容が、ぎっしりと、

名前入りで、(ローマ字表記がかっこいいわ!)

載りました!


先生掲載していただいて、ありがとうございます!







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最後のまとめみたいなコーナーにも、’’ぴかちい染め”って出てるぅ〜

これ、一生の記念だわぁ〜

抽選に当たって、よかった^^

ロウソク、削れなくてよかった^^

巾着、破れてよかった^^


日本農業新聞の原稿やっててよかった^^

オープンラボ行って楽しかった!




そうだ、

オープンラボで特設コーナーあったっけ?






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オイラ、みてきたよ。









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尚、これが一般的なモジゴケのタイプです。

その横に、あったのがこちらぁ〜







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アミモジゴケです。

モジゴケ系は、色々あるのですが、

これが平均気温14.9〜15.0度のつくばで

存在していたこと自体がニュースになりました。

元々、このアミモジゴケは熱い地方に存在するものです。

温暖化現象やヒートアイランド、気温上昇、大気汚染改善が

この地衣類の北上し日本での分布が広がったことと

関係しているのではないか?

というようなことが論文でも発表されました。


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これは国立科学博物館のホームページの

現在、topページに載っています。



よかったら、ご覧ください。






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そして、今、『みんなでやろう!地衣類Go』

がスタートしました。

これは『街なかの地衣類ハンドブック』を元に

みんなが投稿した地衣類を集めたネット上での図鑑です。


図鑑だけでは載せきれない、地衣類のいろんな顔がわかります。

特に、雨上がりの地衣類はとっても美しいです。








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例えば、このトゲハクテンゴケですがー?






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水に濡れると、ブロッコリーみたいになります。







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晴れていると、カラカラ天気だと、

ほとんどわからないコフキメダルチイだって?






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水に濡れると、一目瞭然に!






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これのどこに地衣類が?

という岩だって?







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わからなくもないが。。。



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雨上がりだと、

いっぱいあるやーん!的な。








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公園の足元にはこんなにも美しい、地衣類だって!

誰も気がつかないよね。

知らなかった時は、足でふつーに踏んで歩いていたと思う。


こんな情報も、”みんなでやろう!地衣類Go”には盛り込まれています。










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ちょっと歩くだけで、

いっぱいピカチイゲット出来そうですよ。


地衣類は、地球環境の指標にもなっています。

地球環境がよくなれば、地衣類が住みやすくなるそうです。

いろんな地域の人の情報が集まれば、全体像もわかって、

研究も進むかと思います。







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最後になりましたが、

ライケンに新刊紹介のコーナーがありました。






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『小学館の図鑑 NEO きのこ』です。

発売と同時に買っちゃいました。






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DVDはまだみてないけどね。







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表紙のカバーの裏側がこれ、すごいことになってる!

これは加工しているので、わかりにくいけれど、

これが思いの外、良いと思う。

これだけでも価値があるよ!









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きのこの分類をわかりやすく解説してくれています。









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携わっているのは、

言うまでもない、きのこのスペシャリスト、

保坂先生です。








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粘菌って何?

いろんな色やタイプがあるね。

動くよ、菌じゃなかったの?動物なの?







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これなんか、たったの20秒でこの状態に。







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これは1週間後にこの状態に。





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粘菌(変形菌)についても掲載されています。








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菌類のスペシャリスト

トリュフの時にお世話になった、

細矢先生が携わっています。








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地衣類の項目は、

言うまでもないですが、

大村先生が担当です!









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きのこ、地衣類、カビ、粘菌(変形菌)

ちょっとこの1冊は価値があると思いました。

これ、全部が丸ごと1冊に収まっています。


余談になりますが、

やっぱりいつも何か面白いことを

考えるのが楽しい。

例えばアミガサタケは、

れおんくんのママにかかれば。。。

この通り!






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アミガサタケクッキー。

きのこの山風。







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アミガサタケ

食べられるステンドグラス


とアートされちゃう。







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カゴタケなんかは?



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水風船にWhiteチョコ塗って、







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割って。。。






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食べられる、カゴタケに。








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そして、キヌガサタケも同様。

図鑑の最後もやっぱりキヌガサタケで締めくくられていた。






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かりんとうを軸に。。。





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抹茶チョコレートで傘を作り、







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サッポロポテト BBQ味をハサミでちょと切って、








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ハイ! 食べられるきのこスイーツ キヌガサタケ。


地衣類だって、きのこだって、

なんだか、面白くしたくなるのがれおんくんのママ。


今後もこんなことばーっかりやってるんだろ〜なー。

でも、それには、情報というか、元を知らないとね。







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上野の国立科学博物館では

毎週、土日に、ディスカバリートークと言って、

大人向けの講座をやっているよ。







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大村先生の、地衣類の講座もやってるよぉ〜


正確な情報は、ネットなんかじゃ、拾いきれない。

キチンとした正しいことが知りたい。

そんな意味でもディズカバリートーク

できるだけ参加しようと思っています。


リピーターズパスなら、年間1030円で

何回でも入場出来ます。











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地衣類はまだ、きのこに比べ、

あまり知られないかもしれませんが、

きのこより、確実に身近な存在です。

その気さえあれば、365日観察出来ます。

地衣類のことを知ると知らないとで、

随分とモノの見方が変わりました。

これをご覧いただいた方が

『へー、あれが地衣類だったんだ!』って

知ってくれると尚、嬉しいです。







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よかったね^^

ママ!

ぼく、ちょっと有名になれた。



おしまい。





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